「ニュータッチ 凄麺 京都伏見鶏白湯ラーメン」こだわり秘話

2025年11月、凄麺ご当地シリーズより「凄麺 京都伏見鶏白湯ラーメン」が全国で新発売されます。この商品、2025年2月より関西エリア限定で発売し好評をいただいていた「凄麺 京都伏見酒粕ラーメン」をパワーアップした一品なんです。ここでは全国発売を記念し、「凄麺 京都伏見鶏白湯ラーメン」のこだわりや魅力をご紹介します。

商品誕生物語

きっかけは、「京都市観光協会」からのラーメン情報

この商品の舞台となっている京都は、言わずと知れたラーメン激戦区!ラーメン店がひしめくエリアが市内にいくつもあり、それに伴いいろんなご当地ラーメンが存在しています。そんな京都のご当地ラーメンの中でも代表的な一つを再現した「凄麺 京都背脂醤油味」は30品以上のラインナップを誇る凄麺ご当地シリーズの代表的商品でもあり、京都のラーメン事情・魅力を熟知されている「京都市観光協会」の推奨をいただいております。
そんな「京都市観光協会」から、とある耳より情報が届きます。「伏見区のラーメンが今、熱いんです!“酒粕ラーメン”という面白いラーメン、ぜひ一度食べてみてください!」とのこと。「酒粕ラーメン…??一体どんな味なんだろう??」と、未体験だった開発メンバーが早速酒粕ラーメンを食べてみたところ、鶏白湯の旨味と酒粕の風味が絶妙にマッチした、個性的なおいしさに驚愕!「おもしろい!凄麺で商品化を目指してみたい!」と早速、商品化に向けた試作を始めることにしました。

鶏白湯と酒粕のバランスに苦戦!

ラーメンの素材では珍しい「酒粕」。私たちも「酒粕」をつかった商品を開発するのは初めてでした。早速開発に着手してみたところ、酒粕のおいしさを表現するのはとても繊細な作業で大苦戦! スープの濃厚感を追求して鶏白湯の要素を強めると、酒粕の華やかな風味はすぐに隠れてしまい、一方で、鶏白湯に負けないように酒粕の風味を強めると、酒粕の持つ華やかさが損なわれ、独特のクセだけが残ってしまいました。どうしたら酒粕ラーメンのおいしさを再現できるだろう…と悩みに悩みながら、複数の酒粕原料を試し、原料・配合量など様々な角度から鶏白湯と酒粕のベストなバランスを見つけていくことにしました。
そんな試行錯誤の結果、酒粕のおいしさや華やかな風味を感じつつも、鶏白湯ラーメンとして満足感のある、濃厚だけどくどさのない絶妙なバランスの一杯に辿り着きました。

関西エリア限定で発売!

見事完成したこのラーメンは、「凄麺 京都伏見酒粕ラーメン」と名付けられました。
そして、まずは酒粕が食文化として浸透している関西エリア限定の商品として発売することとなりました。

地元との結びつき!

「京都市観光協会」と協力!

酒粕ラーメンの魅力を多くの方に知ってほしい、という想いから、「京都市観光協会」や地元のラーメン店さんと協力し、「伏見ラーメンラリー」を開催しました。「伏見ラーメンラリー」では、ラーメン店を巡りながら京都観光を楽しまれる方も多く、とても盛り上がりました。

「玉乃光酒造」と協力!

京都伏見に居を構える1673年創業の老舗酒蔵「玉乃光酒造株式会社」の酒粕を使用し、コク深く華やかな風味を楽しめる京都らしい1杯をつくりあげました。また、SNSやイベントを通して、酒粕・酒粕ラーメンの魅力を一緒に発信しました。

その影響は全国へ!

関西エリア限定商品として地元との結びつきを強めていった「凄麺 京都伏見酒粕ラーメン」でしたが、鶏白湯と酒粕の相性の良さに驚きを伴った好評の声を多くいただき、さらには全国のお客さまから「食べてみたい!」「関西以外でも発売してほしい!」というお問い合わせをいただくようになりました。そこで、「このおいしさを全国の皆さまにお届けしたい!」という想いが強くなり、全国発売を目指すことになりました。

全国発売に向けて!

全国のみなさんに愛される商品になるように、いくつかアップデートしたポイントがあります。

①    スープ

関西エリア限定発売品は、酒粕が食文化として浸透している関西に合わせた味作りをしていましたが、全国発売に合わせて、スープを見直しました。 鶏白湯のコクと、酒粕の華やかな風味を楽しんでいただける、酒粕にあまり馴染みがない方でもお召し上がりいただける一杯になっています。

②    具材

鶏白湯スープとの相性の良さと、鶏のおいしさを全体で感じていただけるように、メイン具材を「チャーシュー」→「鶏肉団子」に変更しました。

③    商品名&パッケージデザイン

お召し上がりいただく前に、味がイメージしやすいよう、
商品名を「京都伏見酒粕ラーメン」→「京都伏見鶏白湯ラーメン」に変更、真上からのシズル写真を全面にしたデザインに変更しました。

引き続き、京都のみなさんとコラボレーション!

全国発売へ向けて、玉乃光酒造株式会社と京都市観光協会の方からのメッセージ

全国発売、待ってました!今回リニューアルされた鶏白湯スープは「玉乃光酒造」の酒粕と相性抜群で、極みのうまさへ。おいしさの真骨頂!特製鶏肉団子とねぎが相乗効果で細麺と一体感を演出。野性味なる酒粕、京都伏見の美味なる凄麺ご当地シリーズ、京都グルメタクシー岩間がイチオシいたします! 

京都府文化観光大使、京都市観光協会公式メディアパートナー 岩間氏 (写真左)

悲願の全国販売がついに実現し、嬉しさで胸がいっぱいです。「玉乃光酒造」自慢の酒粕をつかった鶏白湯スープは、最後まで飲み干したくなる味わい。酒粕好きはもちろん、酒粕初心者の方にも、そのおいしさをぜひ体験していただきたい逸品です!

 玉乃光酒造(株) 酒粕事業部 プロジェクトリーダー 山川氏  (写真中央) 

コク深い鶏白湯スープに、純米酒にこだわる「玉乃光酒造」の芳醇な酒粕が加わることにより、立体感のある旨みに仕上がっています。ゆでたての旨さを再現した「凄麺」とスープの相性も絶妙。具材の鶏肉団子がいい仕事をしています。

 京都市観光協会 誘致事業課 主任 古川氏 (写真右)